カウンセリングでうつ病は治るのか?【カウンセリング6】




6回目のカウンセリングも彼女は、先生にお話しする事をメモしてカウンセリングに向かった。

話す内容は、カウンセリングの効果について、義父の入院による実父のフラッシュバック、子供の頃の日々に戻った感覚、家族との距離を縮める方法、実年齢と自分の中の自分との年齢差の埋め方など。

彼女:「カウンセリングでうつ病は治るのか?」

先生:「パニック障害、うつ病に実際効果はある。」

私は、カウンセリングというものをいまいち理解していなかった。

彼女:「カウンセリングを受ける事によって答えが返ってくると思ってた。」

先生:「具体的なアドバイスをする場所でない。」

彼女:「例えば、家族との距離を縮めるにしても、自分の役目を果たそうする気持ち。何でそういう気持ちが芽生えてしまうのか?」

先生:「どうしてるりさんがそういふうに物事をとらえて、そういう気持ちになるのか?」

彼女:「なんでか分からない。薬を飲んでも悲しいものは悲しい、苦しいものは苦しい。孤独感も焦燥感も虚無感も感じる。」

先生:「カウンセリングとはそれを少しでも生きやすく、人と接しやすくするためのもの」

先生:「このままの状態でるりさんが生きていくと、うつ病なのか性格なのか、もともとがそういう人間なのか判別ができない。病院に行けば今みたいにうつ病というレッテルが貼られてしまう。

そもそもメモ自体が不要です。

メモを取るという行為は、カウンセリングを受ける側としての役割を果たそうする気持ちの裏返しだからメモは持ってこなくていい。

るりさんの質問に答えるのではなく、るりさんと他愛もない会話の中から、るりさんの本質を見抜き、少しでも生きやすくなるように助言をする。なので、次からはメモはいりませんよ。」

彼女:「(笑)」

今回のやりとりを彼女から聞かされて、初めて心理学的で、カウンセリングっぽいなと感じた。

話を僕なりにまとめると、先生は素の彼女に会いたい。素の彼女と出会わないと本質が見えてこない。なるほどなと思った。

結局、先生の前でも彼女は無意識にいつもの彼女を演じているのかもしれません。殻を破って話してるようで殻を破っていない。

彼女がノープランで先生と会話して、そのやりとりの中からどんな発見があるのか、本当に本質が見えてくるのか、少し期待している自分がいます。

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