初めてカウンセリングに通う意味があると感じた日(カウンセリング4)




4回目のカウンセリングで、彼女は先生からはじめて意見をもらった。

先生は、彼女の過去、彼女の発言を全てまとめてみると、ある事に気が付いたようです。

それは、「〇〇としての役目を果たすこと」

自分の役割、役目を異常なまでに気にしているのでは?と先生は彼女に指摘しました。

どういう事かと言うと、

子供しての役目、彼女としての役目、妻としての役目、店長としての役目、患者さんとのしての役目を果たそうと、相手の顔を伺いすぎている。気持ちを察して相手の気持ちに応えようとする。そういう気持ちが強すぎる。

この患者さんというのは、カウンセリングを受けている時にも先生に対してそういう仕草が見受けられたようです。

この役目を果たそうとする考えは、自分の価値を求める事に繋がる。

必要とされたいし、自分の価値にこだわりすぎている。

例えば、男性とならSEXをする事によって、必要とされたという安堵感を得て、自分の価値に満足していたのかもしれない。

ずっと大切にされている感覚がなかったから、自分を大切にする方法がわからないとも先生に言われた。

先生に「自分を大切にする方法は?」と聞かれると、彼女は答えられなかった。

「よく眠る事」だと彼女は思ったようだ。

先生は、「役目を果たそうとかそんなことを考えずに、日々の日常の事とか、昨日食べたご飯とか、なんでも好きなことを話して下さい。泣いてもいいし、先生が間違ってると思えば怒ってもいい。なにも遠慮はいらない。」

彼女「私は先生の事を、信用していいですか?」
先生「いいですよ」
彼女「裏切らないですか?」
先生「はい」
彼女「血液型はなんですか?」
先生「その質問の意図はなんですか?」
彼女「私は、先生が男性であること、カウンセラーであること、お名前の3つしか知らなくて、それで、全てを話す事には抵抗がある、それしか知らないのに、心から信じていいのか頼っていいのか、信頼関係を築くこととして血液型教えてほしい」
先生「A型です」
彼女「先生との距離感に違和感を覚えます。この距離にはなにか意味があるんですか?パーソナルスペースとか、そういうのですか?」
先生「嫌ですか?」
彼女「先生との距離が遠く感じます。」
先生「そうですか」

先生の事を人形としてみるのはやめるように彼女は考える。

それから、レ〇プ、パニック、誰にも伝えられなかった。

辛い経験を言えなかった。

誰かに理解してほしかった。

抱えてもらえなかった。

いまだにしこりとして残っている。

この事があるから、彼女は必要以上に、自分の役目を果たす気持ち、必要とされたいという気持ちが強いのかもしれない。

「この状態だと生きずらいから、生きやすいように解消していこう」と先生に言われ、この日のカウンセリングは終わった。

僕は、4回目にして初めてカウンセリングが意味あるものに感じました。

「役目を果たす」これは、目から鱗と言いますか、「たしかにそうだ」と思いました。

彼女は、たしかに自分の役目を気にしすぎるところがあります。

一緒に働いている時も感じていましたが、真面目すぎるというか、頑張りすぎなように僕の目からは見えていました。

これが分かったらどうなんだって思われるかもしれませんが、彼女の心はぐちゃぐちゃだったので、カウンセリングによって過去の整理が少しでもできたと思う。

受け入れられるようになるのか、しこりが少しでも消えてくれるのか分かりませんが、カウンセリングを受ける前よりも、彼女は自分の過去を少しずつ受け入れてきたような気がします。

リストカットした日に母親と直接話した事も影響していますが、僕に幼少期の話を今のところしてきていません。

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