付き合いはじめの頃、彼女は減薬にチャレンジしていた。
http://utukano.com/genyaku-sippai-mental
↑少しずつ薬の量を減らしたりしてみましたが、メンタルは乱れるばかりだった。
減薬の苦しさを分かっていても、今現在も減薬したい気持ちは強いようです。
「薬に頼って、甘えて、薬がないとダメな自分が恐い。薬に依存している自分が恐い・・・。」
ちょっと薬を飲み忘れただけで、メンタル異常や体調不良に襲われてしまう彼女にとってハードルが高い事は彼女自身もよく分かっていると思います。出先に薬を忘れてしまった時だけで不安が押し寄せ、メンタルのバランスを崩していたほどだ。
薬について一度考えてしまうと彼女の頭の中は、
「ほんとにいつか治るのかな」
「薬やめられるのかな」
「これからもずっとこのままなのかな」
「自分で自分をコントロールできない事が辛い」
「気分、感情、体、全て日々違う事についていけない」
「生きてていいのかな?」
こういった感情に支配されてしまうようです。
彼女の減薬している姿、断薬している姿(薬が変わって断薬する形になってしまった)を見てきましたが、僕から見ても薬を断つ事は彼女にとってハードルが高いと思っています。たぶん薬がなかったら常に情緒不安定で寝たきりの状態になる事が予想できます。
今の精神系の薬って昔はなかったんですよね。煙草を吸わなければ依存しないように、薬もはじめから飲まない選択をしていれば依存する事はないんだろうなと当たり前の事をたまに考えます。でも、そんな便利な薬があるのに使わない手もないわけで・・・。こういう考え方はナンセンスですよね。。
コメント
令和おめでとうございます。
僕を含め、薬が無かったら生活や仕事に支障をきたす人は沢山いると思います。
個人的には薬は「眼鏡」と一緒で他の人と同じレベルの生活をするための道具に過ぎないと思っています。
聴覚障害者の補聴器や視覚障害者の杖と同じです。
障害なので「便利・不便」というのとは違うと思いコメントをさせていただきました。
ひっぽぽさん
令和おめでとうございます!
そういえば、はじめの頃も眼鏡とおっしゃっていましたよね。
ホントその通りですね。。便利という言葉はふさわしくありませんでした。申し訳ございません。
ただ昔の人は、ひっぽぽさんや彼女と同じくらい苦しんでいても、眼鏡の変わりになるものが何もなかったんだよなって考えていたら胸が苦しくなりました。
今の時代は薬があるから、考え方によっては幸せだなとか。でも薬を飲む事に否定的な本も読んできたので、ちょっと複雑な気持ちになりました。