彼女は、うつ病と診断された当時にAQ(自閉症スペクトラム指数)に関するテストを受けてます。
自閉症スペクトラム障害とは、発達障害の傾向があって、生活に支障がある方すべてを含みます。社会的なコミュニケーションの取り方の困難さ、こだわりの強さを大きな特徴とします。(AQとは、Autism(自閉症)、Spectrum(連続体)、Quotient(指数)の略で、自閉症スペクトラム障害の心理検査になります。)
テスト内容は、下記5項目があります。
•注意の切り替え
•細部への注意
•コミュニケーション
•想像力
自閉症傾向を知るために重要な5項目となっており、それぞれの傾向を参考にしながら自閉症スペクトラムとしての特徴を推測することができます。
テスト内容は、上記5項目に沿った質問に対して下記4項目から選択します。
•どちらかといえばそうである
•どちらかといえばそうではない
•そうではない
点数は50点が満点になり、33点以上が高得点と考えて自閉症スペクトラム障害の傾向が強いと考えます。
(自閉症スペクトラム障害の方の9割が33点以上。健常者で33点以上になったのは3%弱という結果。)
それを踏まえての彼女のテスト結果です。
彼女はアスペルガー症候群及び高機能自閉症の可能性が疑われる検査結果となりました。
傾向があるだけで、自閉症傾向があるものと断定するものではありませんが、改めて調べてみて健常者で33点以上になったのは3%という結果には驚きました。
彼女は38点だったので、極めてその傾向が強いと言えます。
彼女は鬱病、ADHD、パニック障害、嘔吐障害、PTSD、会食恐怖症・・と様々な病気、障害があるので今更何も驚く事はありませんが、このテスト結果を見て彼女の障害を再認識しました。