不安障害(パニック障害)




彼女が初めてパニック障害を発症した日は今から約20年前で、高校3年の夏の事です。彼女はさまざまな障害を抱えていますが、これが全ての始まりとなります。

パニック障害とは?

パニック障害は精神医学的障害の一種で、100人に2~3人がかかるといわれる脳の病気です。
突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈、震え、息苦しさ、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。
この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから20分間、長くても1時間以内にはおさまります。
パニック障害の特徴は、医師の診察を受け検査したとしても異常が見当りません。
また「予期不安」と言って、発作が発生した場面を恐れ、また発作が起きるのではないかと、不安を募らせていく。これを「予期不安」という。
患者は神経質となりパニック発作が繰り返し生じるようになっていく。
パニック障害の治療は、薬物療法と認知行動療法が中心となります。また、経過中にはうつ病を合併する恐れがあります。

初めてのパニック障害

高校3年の夏、彼氏と電車に乗って映画を見に行く際、その車中で突然気分が悪くなり、血の気が引き、初めは貧血かと思いましたが、動悸、冷や汗、恐怖感、頭が真っ白になりそうな感覚に襲われました。
どうにか目的地に着いたが、症状は一向に治らず、親に迎えに来てもらいました。
家に着く前にはだいぶ落ち着き、この時はパニック障害だという事に彼女は気づいていなかったようです。

彼女のパニック障害が起きやすい場所

「電車」、「飛行機」、「バス」、「タクシー」、「映画館」、「プラネタリウム」、「カラオケ」、「レストラン」、「遊園地の乗り物」、「行列」などです。
ここに書かれていない類似するような乗り物、施設はほぼ全て対象となります。
正直、デートするにも場所を選びますし、出かけられるところが限定されます。

パニック障害の克服

彼女は、リハビリに近くのデパートで本を立ち読みする事からはじめ、バス、タクシーと徐々に克服していき、都内に電車で行けるようになるまで、普通の生活を送れるまでに、10年という長い月日がかかりました。
この10年で完全に克服できたわけではなく、「予期不安」がなくなる事はなかった。またパニック発作も頻度こそ減少したが完治とまではいかなったようです。
しかし、家から一歩も出れなかったスタートを考えれば、僕は克服できたといっても過言ではないと思います。

パニック障害の再発

今から約3年程前に、都内にある仕入会場に行って、入札中の時に突然パニック発作が起きました。
これまでも、まったく兆候がなかったわけではなかったのですが、この日を境にパニック発作が頻発するようになってしまい、上記にある「彼女のパニック障害が起きやすい場所」には、また10年と長い月を経て行けなくなってしまったのである。

原因

心理的要因が主な原因であると考えられてきましたが、驚くことに不安障害の根本的な原因は、まだ十分には解明されておりません。
今日では、様々な脳内神経伝達物質系が関係する脳機能異常(身体的要因)があるとする説が有力になってきているようです。
僕は彼女がパニック障害になったのは、心理的要因が原因だと思っています。
なぜなら彼女が初めて発症した時、再発した時には共通点があるからです。
これは、PTSDが関係していて、まだ彼女の過去を全てお話ししてないのでその時にまたお話したいと思います。

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